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芝浦工業大学建築学科 建築設計研究室 〒135-8548 東京都江東区豊洲3-7-5 研究棟08-B-25 TEL : 03-5859-8409 FAX : 03-5859-8414 professor 堀越英嗣 ( ARCHITECT 5 ) 堀越研究室HPリンク( HH-Lab HP ) member master2 上田 将之 辻村 拓也 中村 優太 近藤 裕里 文 由佳 master1 荒武 優希 梅津 章一 門井 慎之介 塩飽 紘彰 鈴木 海 小林 多恵 堀口 拓 Bachelor4 赤池 伸吉 石塚 迅 春日 広樹 桐田 いずみ 黒部 駿人 斉藤 巧郎 清水 望実 成塚 翔太 平井 良拓 平野 陽 牧野 佳乃子 松下 洋紀 under graduate contact. horikoshi_master@ hotmail.com カテゴリ
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・卒計について
進路も決まって、そろそろ気持ちを切り替えて卒計に本腰を入れてかなければ、と思う今日この頃。非常に緩慢ではあるけれど、卒計で何をやるのかイメージを少しずつ膨らましている。 ・卒計の舞台 自分の卒計のテーマは「運河」。中でも自分が今暮らしている江東区の運河に焦点をあてて卒計をやろうとしている。 今の東京の様子からは、なかなかイメージできないと思うが、かつての江戸/東京は世界でも指折りの水系都市であったとされ、特に江東区は運河がまちの縦横に流れ、東洋のヴェニスと称され、水辺で様々な文化が生まれ、人々の生活が営まれていた。そんな水に恵まれる反面、水害とはいつも隣り合わせで、大雨や高潮がくるたびにまちは浸水していた。水害を防ぐため、運河はコンクリートの護岸で固められ、人々の生活と運河の関係は希薄になっていった。 こうして、運河について調査していく中で、陸からの視点ではなく、水からの視点で建築を考えていかなくてはならなくて、今までの建築の在り方とは違ったものができると思っている。 ・最近の発見 今まで、橋の上など陸のレベルでしか運河を眺めることができなかったが、先日機会があって、船に乗って運河を航行することができた。運河から眺めるまちを眺める青空が大きく広がっていてとても開放的で、運河沿いには草木が茂り、陸上よりも涼しく感じられ、時折吹く風がとても心地良かった。また、ここは陸上とは違い、時がゆっくりと流れていくのが感じられた。 ・提案すること この体験を通じて、都市を移動する手段は、自動車やバス、地下鉄なんかよりも船の方がずっと良いと感じ、運河の交通ネットワークができたら良いなぁと思った。そこで建築としてどういう提案ができるかと考えた時、船着場をやろうと思った。ただし、そこはバス停の様な単なる停留所ではなく、駅の様に人が激しく移動していく場ではなく、人々の生活と密接なつながりをもち、文化であったり、人のつながりが生まれる様な場にしたいと思っている。こういった船着場を都市に点在させて、水を介してそれぞれがリンクしていくことで、ありきたりになってしまった都市をローカルな視点から変えていくことができるのではないだろうか。 まだ、イメージが先行して、漠然としているけど、中間発表までにもっと具体的に検討していかなければ。 (きっかわまさし) (写真:水面からまちを眺める)
by horikoshi_lab
| 2006-09-05 14:07
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